あなたは「月曜日のたわわって気持ち悪いの?」と疑問に思ったことはありませんか?結論、この作品には賛否両論あり、批判する声がある一方で多くのファンに支持されている作品です。この記事を読むことで炎上の背景や作品の魅力がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.「月曜日のたわわ」が気持ち悪いと言われる理由
未成年の性的描写に対する批判
「月曜日のたわわ」が気持ち悪いと批判される最も大きな理由は、主人公のアイちゃんが女子高生という未成年でありながら、その身体的特徴が過度に強調されている点です。
特に満員電車でサラリーマンに胸が当たってしまうシーンなどは、意図せずとも痴漢などの犯罪を肯定・誘発しかねないという懸念を生みました。
このような描写が、未成年を性的な視線で消費する「性的搾取」にあたるのではないかという厳しい意見も存在します。
女子高生の無自覚なスケベ行為がエスカレートしても、作中では問題視されずにスルーされる流れが多いのが特徴です。
現実世界では痴漢被害に遭う女性が多い中、満員電車で大きな胸を無頓着におっさんにくっつけることを何とも思っていない、むしろ挑発的な高校生が居るという設定が「男の夢でしかなくて気持ち悪い」と感じる層がいるのです。
男性目線に偏った描写への違和感
作品全体が男性目線だけを優先して描かれているように映るため、多くの批判を受けています。
「女子高生にこうしてほしい」という男性サラリーマンの願望が中心となっており、女子高生側には「性的な魅力で男性を応援する」という人格設定しか与えられていないという指摘があります。
ジェンダー平等の観点から見ると、多様な人々の視点や女性の主体性が描かれていないという問題が浮き彫りになりました。
女性の心理をきちんと描いていないと批判する層が、特に不快感を覚えるようです。
「優しい・可愛い・巨乳」という三拍子揃った女の子が、ダメ男を癒やしてくれるという設定自体が、現実離れした男性の妄想だと感じる人も少なくありません。
主人公の顔が描かれない表現手法の問題点
作品における男性主人公の目元が描かれない表現手法も、批判の対象となっています。
この表現は、主人公を「読者に気を散らさない竿役として個性を減らされたキャラ」として描いているという指摘があります。
作中世界の1人格をもつ架空のキャラではなく、読者の投影対象として描いてしまっていることが問題視されているのです。
主人公は引っ込み思案なキャラでもなければ感情を表に出さないキャラでもなく、極めて一般的な性欲のある男性として描かれています。
しかし顔を描かないことで、無個性な男性キャラが読者から非実在キャラと向き合うリスクを消失させているという批判があるのです。
満員電車での密着シーンが痴漢を連想させる懸念
満員電車という痴漢被害の多い場所を舞台にしていることも、不快感の原因となっています。
友達で痴漢に全く会ったことない人はなかなか居ないくらい、満員電車は痴漢が多い場所です。
そんな場所で、自分の大きな胸に無頓着でおっさんにくっつくことを何とも思っていない女子高生が居るという設定が、現実とかけ離れているという意見があります。
物語の冒頭から満員電車でサラリーマンに胸が当たってしまうシーンが描かれ、これが痴漢などの犯罪を肯定・誘発しかねないという懸念を生みました。
実際に痴漢被害に遭った経験のある女性からすると、このような描写は特に不快に感じられるのです。
2.日経新聞広告炎上事件の背景と社会的反響

2022年4月の全面広告掲載が炎上した経緯
2022年4月4日、日本経済新聞の1面全面に「月曜日のたわわ」の広告が掲載され、大きな炎上騒動に発展しました。
巨乳の女子高生キャラクター(アイちゃん)が大きく描かれた全面広告が、ビジネス関係の情報を扱う日経新聞に掲載された点がとても目立ちました。
この広告は、講談社から出ている「月曜日のたわわ」単行本の宣伝だったのですが、一部の読者から不適切との声が上がり、炎上のきっかけとなったのです。
日経新聞といえば、女性活躍やジェンダー平等を推進する記事を多く掲載していた新聞社でした。
そのため「こういう広告を載せるのは矛盾ではないか」と突っ込まれたのです。
ジェンダー平等の観点から指摘された問題
広告には以下の3Pを守る必要があると指摘されました。
①Presence:多様な人々が含まれているか
②Perspective:男性と女性の視点を平等に取り上げているか
③Personality:人格や主体性がある存在として描かれているか
今回の広告の場合、サラリーマン(男性)にとっての『女子高生にこうしてほしい』という願望が中心となっていました。
女子高生(アイちゃん)には『性的な魅力で男性を応援する』という人格(設定)しか与えられておらず、平等性や人格の偏りがあることが指摘の大きな原因だったのです。
国連女性機関も関与し、「外部の第三者を意思決定の場に含むように」という要求がなされました。
広告の内容だけでなく、社会的な背景や風潮も炎上に影響していると言われています。
表現の自由vs性的搾取の議論
この炎上事件は、表現の自由と性的搾取という対立する価値観のぶつかり合いを浮き彫りにしました。
日本漫画家協会常務理事の赤松健氏は、「この抗議は典型的な『外圧』であって、表現の自由を守るために徹底的に反対しなくてはならない」と見解を示しました。
新聞広告の掲載基準の見直し要求は表現規制であると抗議を行ったのです。
一方で、批判する側は「女子高生を性的に扱っており、新聞の広告として不適切」という立場を取りました。
このような論争は、人工知能学会表紙事件(2014年)、宇崎ちゃん献血ポスター事件(2019年)、温泉むすめの事件(2020年)など、何度も繰り返されてきた議論です。
女性の3割が問題視、5割が容認という調査結果
2022年4月14日、経済学者の田中辰雄氏がウエブモニター調査(サンプル数3154)を行いました。
調査の結論は、この広告に問題を感じているのは女性のうち3割強であるというものでした。
5割程度は表現の自由として容認しているという結果も出ています。
3割強を小さいと見るか大きいと見るかは論者によって異なりますが、女性の中でも意見が分かれていることがわかります。
また、この漫画を読んだ人と読んでいない人で広告への評価に差がないという結果も出ており、漫画の中身は問題ではないことを示唆しています。
3.「月曜日のたわわ」の魅力と支持される理由

月曜日の憂鬱を癒やす癒し系コンテンツとしての役割
「月曜日のたわわ」の最も大きな魅力は、月曜日の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる癒し効果です。
「月曜日の朝に会社に向かう憂鬱さが胸の豊かな女の子のイラストで軽減された」という反応があったことが、この作品が毎週月曜日に公開されるようになったきっかけでした。
多くの読者から「月曜日の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる」「仕事前に読むと元気が出る」といった声が寄せられています。
単なるセクシーさだけでなく、キャラクターたちの優しさや、ほのぼのとした日常の描写が、多くの読者の心を掴んでいるのです。
「理屈抜きに日頃の疲れが取れる」「月曜日の未明にあなたの手元に渡されたホットコーヒーのように、暖かくて元気が出る」といった評価が多数を占めます。
キャラクター同士の関係性が丁寧に描かれたストーリー
批判的な意見がある一方で、「ストーリーがしっかりしていて面白い」「キャラクターそれぞれの関係性が丁寧に描かれている」など、物語性を評価する声も少なくありません。
原作はストーリーもちゃんと作られていて、キャラクター同士の繋がりが徐々に明らかになっていく展開が面白いという感想があります。
「自分の性的魅力を自覚している巨乳童顔の女子高生や巨乳美人の後輩が、何故か自分に懐いてくる」という部分だけを取り出すと男の妄想漫画に聞こえますが、読んでみると意外とそれ以外のシチュエーションも作りこんであるのです。
「付き合うか付き合わないかに行き着く五歩くらい手前の状況」で、主人公(男)と女性たちがお互いの暗黙の了解でその状況を楽しんでいる、恋愛の一番の醍醐味が描かれています。
女性でも面白いと思う層がいるという意見もあります。
青色グレースケールの独特な画風の魅力
「月曜日のたわわ」の特徴的な要素の一つが、イラストが全て青色のグレースケールで描かれているという点です。
この独特な画風は、作品の世界観を形作る重要な要素となっています。
上手い絵というのは衣服の触感とか匂いとかまで伝わってくるという評価があり、カッターシャツのシワとカバンのシワの描き分けも凄いと絶賛されています。
ネクタイの裏側まで丁寧に描き込まれているなど、細部へのこだわりが作品の質を高めているのです。
「画面がきれいで、感情がリアルで、少しユーモアがあり、甘い曖昧さを持っている」という評価もあります。
純愛要素やほのぼのとした日常描写の良さ
作品には純愛要素が丁寧に描かれているという評価も多く寄せられています。
「後輩ちゃんなんてさっさと先輩と一緒になってイチャイチャ見せつけて欲しい」という声や、「前髪ちゃんの方が何倍も強くてキュンキュンする」といった感想が見られます。
書き込み過ぎてないホンワカ画風で、エロも柔らかめで終始かわいいという評価があります。
性別がどうこう以前に、アイちゃんと後輩ちゃんという存在そのものが可愛いという意見も多いのです。
「自分に絶対に好意があって何でも言うことを聞いてくれるのに、手を出さないと確信持てる。それくらい自分に好意を寄せている男が側にいるのは心地がいい」という状況を楽しめるという声もあります。
4.作品の設定と世界観を正しく理解する

Twitterから始まった作品の経緯と発展
「月曜日のたわわ」は、漫画家の比村奇石氏によって2015年2月23日(月曜日)からSNS「Twitter」上に毎週公開されているイラスト群です。
1枚目がアップロードされた際、『月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします』と題されていました。
2枚目からナンバリングが開始され、2016年における初めてのアップロード「その46」において『月曜日のたわわ』とタイトルが変更されています。
初期はシチュエーションイラストが多く、キャラクターたちに奥行きが生まれたことで徐々に1ページ漫画のスタイルへと変わっていきました。
2020年11月からは週刊ヤングマガジンで漫画連載が開始され、引き続きTwitterでのイラスト掲載も続けられています。
複数のヒロインとそれぞれの物語
「月曜日のたわわ」には、複数のヒロインが登場し、それぞれに独自の物語があります。
アイちゃん(編込みちゃん)は、制服姿で登場した高校生で、委員会の都合で月曜日だけお兄さんと同じ時間の電車に乗って通学しており、初期から登場している看板ヒロインです。
会社の後輩ちゃんは、有能かつ先輩に優しく、飲み会で無防備に谷間を見せつけたりする明朗快活なキャラクターです。
前髪ちゃんは、長い前髪からのぞく少し気だるげな瞳が印象的な大学生で、比村氏が「無制限(ノーリミット)」を念頭において登場させた第三の女です。
その他にも、トレーナーさん、バレー部ちゃん、歯科衛生士さん、コンビニ徳森さんなど、多様なキャラクターが登場します。
同人版と漫画版の違いと特徴
「月曜日のたわわ」には、同人版と漫画版という二つの形態があります。
イラストをまとめたものが比村氏の同人サークル『比村乳業』の同人誌としてコミックマーケットなどで頒布されています。
本文は描き下ろし漫画も含めてWebに合わせて青一色で印刷されていて、内容はシリーズ中で最も刺激的です。
電子版も有りますが、紙媒体より2巻ほど遅れがちです。
週刊ヤングマガジンで連載されている漫画版は、一般向けに調整された内容となっており、同人版とは異なる展開も見られます。
アニメ化の際には同人版を原作としているため、前髪ちゃんと先生が結婚するまでのエピソードがアニメ化された際には、視聴者の混乱を懸念した比村氏が自身のTwitterでお詫びを述べています。
アニメ化や累計発行部数250万部の人気作品
「月曜日のたわわ」は、2016年と2021年の2回にわたってWebアニメ化されています。
第1期は2016年10月10日から放送開始され、第2期『月曜日のたわわ2』は2021年9月20日から12月6日までABEMAにて配信されました。
どちらも事前の配信告知はなく、突然公開されるという形式が取られています。
漫画版は2021年4月から連載が開始され、既刊13巻(2025年6月30日現在)が発行されています。
シリーズ累計発行部数は250万部(2025年2月到達)を記録しており、人気作品であることは間違いありません。
欧米ではCrunchyrollが、南アジアや東南アジアでは木棉花国際が作品を配信しており、国際的にも展開されています。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 「月曜日のたわわ」が気持ち悪いと言われる理由は、未成年の性的描写や男性目線に偏った描写に対する批判がある
- 2022年4月の日経新聞広告炎上事件では、ジェンダー平等の観点から広告が問題視された
- 女性の3割が問題視する一方で、5割は表現の自由として容認しているという調査結果がある
- 作品の魅力として、月曜日の憂鬱を癒やす癒し効果やキャラクター同士の関係性の丁寧な描写が評価されている
- 青色グレースケールの独特な画風や純愛要素も人気の理由となっている
- Twitterから始まった作品は、2020年から週刊ヤングマガジンで連載され、2回のアニメ化も実現している
- シリーズ累計発行部数250万部を記録する人気作品である
- 同人版と漫画版で内容に違いがあり、複数のヒロインがそれぞれの物語を持っている
- 表現の自由と性的搾取という価値観の対立が背景にある
- 作品を理解するには、設定や世界観を正しく把握することが重要である
「月曜日のたわわ」は賛否両論ある作品ですが、多くのファンに支持されていることも事実です。批判的な意見も肯定的な意見も、それぞれの価値観に基づいたものです。作品を評価する際には、多角的な視点を持つことが大切ですね。
関連サイト
講談社の公式サイトで、「月曜日のたわわ」の最新情報や単行本の情報を確認できます。
