あなたは「日本橋で気軽に七福神めぐりができるって本当?」と思ったことはありませんか?結論、日本橋七福神めぐりは日本一短時間で巡拝できるコースです。この記事を読むことで、7つの神社の特徴やご利益、効率的な巡り方、周辺グルメスポットまでわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.日本橋七福神めぐりとは

1.日本橋七福神めぐりとは

日本橋七福神めぐりの歴史と由来

日本橋七福神めぐりは、室町時代末期に始まった七福神信仰が発展したものです。

七福神への信仰は約500年にわたって日本人に受け継がれてきました。

江戸幕府開府の際、江戸城を中心に造成された町人の居住地が現在の日本橋エリアのルーツとなっています。

慶長9年(1604年)には五街道の起点となり、交通や物流の要所として栄えました。

特に人形町周辺は人形浄瑠璃などの芝居小屋が建ち並ぶ、町人文化の中心地でした。

江戸時代には幕府が江戸市中に七福神を祭る神社や寺院を積極的に建てたことから、七福神めぐりが盛んになりました。

現在も新春の風物詩として、多くの人々に親しまれています。

七福神それぞれの神様とご利益

七福神は室町時代末期に始まった民間信仰で、それぞれ異なるご利益があります。

恵比寿神(えびすしん)は商売繁盛や五穀豊穣の神様で、七福神の中で唯一の日本の神様です。

大国神(だいこくしん)は福徳円満や縁結び、五穀豊穣の神様として知られています。

毘沙門天(びしゃもんてん)は七福神の中で唯一武将の姿をしており、融通招福の神として信仰されています。

弁財天(べんざいてん)は七福神の中で唯一の女神で、芸術や財宝、愛嬌縁結び、知恵財宝の徳があります。

福禄寿(ふくろくじゅ)は幸福や高禄、長寿を授ける神様です。

寿老人(じゅろうじん)は長寿の神で、幸運の神やお導きの神として人々の運命を開拓してくださいます。

布袋尊(ほていそん)は弥勒菩薩の化身と言われ、夫婦円満や子宝、笑門来福の神様です。

正月に七福神めぐりをすると「七難即滅・七福即生」といわれ、7つの災難が消え去り7つの福徳を授かるとされています。

日本一短い七福神めぐりの魅力

日本橋七福神めぐりは、日本で最も短時間で巡拝できる七福神めぐりとして有名です。

すべての神社が徒歩圏内にコンパクトにまとまっており、順調に進めば1時間から2時間程度で完走できます。

日本橋は東京駅から徒歩約10分という好立地で、地下鉄やバスでもアクセス抜群です。

平坦な道がほとんどなので、お子様連れやご高齢の方でも気軽に散策できます。

人形町や甘酒横丁など、江戸下町の風情を感じながら歩けるのも大きな魅力です。

老舗和菓子店や飲食店が軒を連ねる街並みを楽しみながら、スタンプラリー感覚で巡れます。

初心者の方でも道案内のスタッフがいる時期もあるため、迷わず安心して参拝できます。

全て神社のみで構成される特徴

日本橋七福神めぐりの最大の特徴は、すべて神社だけで構成されている点です。

他の地域の七福神めぐりでは神社と寺院が混在していますが、日本橋は7社すべてが神社です。

千寿七福神ができるまでは、日本で唯一の「神社だけ」で七福神をめぐることができるコースでした。

神社のみで構成されているため、参拝作法が統一されており、初めての方でも戸惑うことがありません。

それぞれの神社は小規模ながらも歴史と伝統を感じさせる雰囲気があります。

ビルの谷間や住宅街の中にひっそりと佇む神社もあり、都心ならではの独特な景観を楽しめます。

2.日本橋七福神7つの神社を徹底解説

2.日本橋七福神7つの神社を徹底解説

椙森神社(恵比寿神)のご利益とアクセス

椙森神社は恵比寿神を祀る神社で、商売繁盛のご利益があります。

日本橋堀留町に位置し、都営地下鉄新宿線小伝馬町駅から徒歩5分です。

江戸時代には「富くじ」の興行が行われたことでも知られています。

境内には富塚があり、宝くじ当選祈願のパワースポットとして人気があります。

毎月13日は「富の日」として特別な御朱印がいただけることもあります。

小規模ながら歴史を感じる本殿と、美しい朱色の鳥居が印象的です。

所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-10-2

小網神社(福禄寿・弁財天)の金運パワー

小網神社は福禄寿と弁財天の両方を祀る、日本橋七福神めぐりの中でも特に人気の神社です。

強運厄除の神様として都内屈指のパワースポットとして知られています。

第二次世界大戦時、御守りを受けた出征兵士が全員生還したという奇跡が伝えられています。

東京大空襲の際も、奇跡的に社殿を含む境内建物が戦災を免れました。

境内には銭洗いの井があり、ここでお金を洗うと財運が上昇すると言われています。

巳の日や一粒万倍日に訪れると、さらに縁起が良いとされています。

ゲッターズ飯田さんもおすすめする開運神社として、メディアでも頻繁に紹介されています。

境内が小さいため、正月期間中は2〜3時間待ちになることもあります。

所在地:東京都中央区日本橋小網町16-23

茶ノ木神社(布袋尊)の由緒と見どころ

茶ノ木神社は布袋尊を祀り、福徳円満と防災のご利益があります。

創建は平安時代末期とも言われる、歴史ある神社です。

かつてこの地には下総佐倉の城主・堀田家の屋敷がありました。

堀田家が邸内で美しい茶の木を植えていたことから「茶ノ木神社」と呼ばれるようになりました。

茶ノ木神社は社務所がなく、普段は無人の神社です。

正月の七福神めぐりの時が、唯一御朱印をもらえるタイミングとなっています。

小さな境内ですが、静かで落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。

所在地:東京都中央区日本橋人形町2-10-11(※住所は目安)

水天宮(寳生辨財天)の安産祈願

水天宮は寳生辨財天を祀り、安産や子授けの神様として全国的に有名です。

文政元年(1818年)に九州久留米藩の有馬公が分霊して屋敷内にお祀りしたのが始まりです。

平成28年(2016年)には江戸鎮座200年を記念した建て替えが完了し、境内全体が免震構造となりました。

白木を基調とした神社建築様式が美しく、近代的でありながら伝統を感じさせます。

境内の「子宝いぬ」像は、周囲を取り巻く十二支のうち自分の干支を撫でると安産や子授けのご利益があるとされています。

日本橋七福神めぐりでは、本殿の横にある寳生辨財天が対象です。

毎月5日と巳の日にはご神像を拝観することができます。

学業、芸能、財福のご神徳があり、特に芸事や学業の上達を願う人々に人気です。

所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1

松島神社(大国神)の御朱印情報

松島神社は大国神を祀り、大黒様として親しまれています。

創建は4世紀前半に再建されたとの文書があるため、それ以上の歴史があると伝えられています。

かつてこのあたりは海で、小島があり、そこへ宮司の祖先が移り住んで稲荷神を招き社を築いたとされています。

オフィスビルの1階に位置する、都心らしい立地の神社です。

毎年11月には酉の市が開催され、多くの参拝者で賑わいます。

夢を正夢にしてくれる「良夢札」をいただけることでも有名です。

御朱印は「松島神社」と「日本橋七福神巡り大国神」の2種類があります。

限定御朱印が出るタイミングに合わせて訪れる人も増えています。

所在地:東京都中央区日本橋人形町2-15-2

末廣神社(毘沙門天)のご利益

末廣神社は毘沙門天を祀り、商売繁盛と金運財運向上のご利益があります。

400年間信仰を集める人形町の地主神として親しまれています。

御祭神は宇賀之美多麻命(お稲荷さま)ほか4柱です。

毘沙門天は武将の姿をした唯一の七福神で、融通招福の神として信仰されています。

人形町の中心部に位置し、アクセスが非常に良い神社です。

正月期間中は飛騨高山から獅子舞がやってくることでも知られています。

境内は比較的広く、参拝しやすい環境が整っています。

所在地:東京都中央区日本橋人形町2-25-20

笠間稲荷神社(寿老神)の長寿祈願

笠間稲荷神社は寿老神を祀り、長寿と幸運のご利益があります。

江戸時代末期の安政6年(1859年)、笠間藩主の牧野貞直が日本三大稲荷の一つである常陸笠間神社の御分霊を江戸下屋敷に奉斎したのが始まりです。

五穀や水産、殖産の守護神として信仰を集めてきました。

寿老神は幸運の神、お導きの神として、人々の運命を開拓してくださる福徳長寿の守護神です。

境内には多くのお稲荷さんの像があり、正月期間中はテントで隠れていることもあります。

ぜひテントの裏側ものぞいてみてください。

日本橋浜町に位置し、他の神社から少し離れていますが、徒歩圏内です。

所在地:東京都中央区日本橋浜町2-11-6

3.おすすめ巡拝ルートと所要時間

3.おすすめ巡拝ルートと所要時間

人形町駅スタートの効率的なルート

人形町駅からスタートするルートは、最も一般的で効率的な巡り方です。

東京メトロ日比谷線または都営浅草線の人形町駅で下車します。

おすすめのルートは、①小網神社→②水天宮(寳生辨財天)→③茶ノ木神社→④松島神社→⑤末廣神社→⑥笠間稲荷神社→⑦椙森神社の順です。

小網神社は最も混雑する神社なので、朝一番に訪れるのがポイントです。

人形町駅から小網神社までは徒歩約4分とアクセスが良好です。

その後は人形町エリアを中心に、徒歩2〜5分程度で次の神社へ移動できます。

椙森神社は少し離れていますが、人形町から小伝馬町方面へ徒歩約10分です。

このルートなら街並みを楽しみながら、スムーズに巡拝できます。

小伝馬町駅からのアクセスルート

小伝馬町駅からスタートするルートは、椙森神社から始める方に最適です。

都営地下鉄新宿線の小伝馬町駅で下車します。

おすすめのルートは、①椙森神社→②小網神社→③茶ノ木神社→④水天宮→⑤松島神社→⑥末廣神社→⑦笠間稲荷神社の順です。

椙森神社は小伝馬町駅から最も近く、徒歩約5分です。

このルートの利点は、椙森神社という「コースに入れにくい神社」を最初に押さえられる点です。

その後は人形町エリアに戻りながら、順番に巡っていきます。

東急ステイ日本橋など、小伝馬町周辺に宿泊する方には特におすすめです。

どちらのルートを選んでも、所要時間は大きく変わりません。

所要時間の目安と時期別の混雑状況

日本橋七福神めぐりの所要時間は1時間から2時間程度が目安です。

ただし、巡る時期によって大きく異なるため注意が必要です。

正月(1月1日〜4日)は最も混雑する時期で、3〜4時間かかることもあります。

特に小網神社は正月ピーク時に2〜3時間待ちになることもあります。

水天宮も子宝祈願で人気のため、正月期間中は混雑します。

正月5日以降や通常期であれば、1時間半〜2時間で余裕を持って回れます。

平日の午前中は比較的空いており、ゆっくり参拝できます。

巳の日や一粒万倍日などの縁起の良い日は、正月以外でも混雑する場合があります。

時間に余裕を持って計画を立てることをおすすめします。

御朱印・色紙の授与情報

日本橋七福神めぐりでは、正月期間中に特別な授与品がいただけます。

1月1日から7日まで(または15日頃まで延長される年もあり)が基本的な頒布期間です。

授与時間は午前9時から午後5時まで(元旦は0:00〜2:00も)となっています。

七福神の判が押してある「揃(そろい)の色紙」「揃(そろい)の宝船」が主な授与品です。

2025年の正月には、茶ノ木神社以外の6社で色紙と宝船が頒布されました。

あらかじめ7社分がそろった色紙を購入し、各神社で御執印をいただくスタイルです。

通常期でも、各神社で通年の御朱印をいただける場合があります。

「七福神の御朱印もありますか?」と聞いてみると良いでしょう。

御朱印帳を持参すれば、各神社の御朱印も集められます。

茶ノ木神社は普段無人のため、正月期間が唯一御朱印をもらえるタイミングです。

4.七福神めぐりの楽しみ方とマナー

4.七福神めぐりの楽しみ方とマナー

正月以外に巡るメリットと最適な時期

実は正月以外に巡る方が、じっくり参拝できてご利益も感じやすいという声が多くあります。

正月期間中は混雑のため、ゆっくりと授与品を見たり神社の雰囲気を味わったりすることが難しくなります。

正月以外なら、小網神社の切り絵御朱印や弁財天の御朱印など、じっくり選びながらいただけます。

松島神社の大黒さまの授与品や、椙森神社の「富の日」の御朱印など、通年で楽しめる授与品も豊富です。

2月〜3月、初夏や秋の平日は特におすすめです。

この時期なら、人形町今半、玉ひで、小春軒、森乃園、壽堂などの名店にスムーズに入れます。

甘酒横丁でゆっくりランチを楽しんでから、また参拝を再開するという贅沢な巡り方ができます。

自分の「縁起のいい日」に合わせることもできます。

金運を高めるなら巳の日・己巳の日、安産祈願なら水天宮の戌の日がおすすめです。

椙森神社で宝くじ運を上げたいなら13日(富の日)や10月3日が狙い目です。

七福神は「七難即滅・七福即生」と言われ、1年のうちで何度お参りしても問題ありません。

周辺の下町グルメとランチスポット

日本橋七福神めぐりの楽しみは、参拝だけではありません。

人形町周辺には、江戸の伝統を守る老舗グルメが数多く存在します。

人形町今半は、すき焼きや黒毛和牛が自慢の老舗です。

玉ひでは1760年創業の鶏料理専門店で、親子丼発祥の店として有名です(行列必至)。

芳味亭は昭和38年創業の洋食屋で、ビーフスチューやハンバーグが絶品です。

玉ゐ(たまい)は、旬の天然あなごを使用したあなご専門店です。

森乃園は100年以上続くほうじ茶専門店で、ほうじ茶ソフトクリームが人気です。

甘酒横丁には、昔ながらの和菓子店や飲食店が軒を連ねています。

人形焼の老舗・板倉屋では、七福神の顔をした人形焼を購入できます。

魚久の京粕漬は、お土産にも最適です。

ランチタイムは混雑するため、早めの時間帯か遅めの時間帯を狙うと良いでしょう。

七福神めぐりの前後に、下町グルメを堪能する時間もぜひ確保してください。

参拝時のマナーと注意点

神社参拝には、基本的なマナーがあります。

まず、鳥居をくぐる前に一礼しましょう。

参道は中央を避けて歩きます(中央は神様が通る道とされています)。

手水舎で身を清めるのも大切な作法です。

①右手で柄杓を持ち左手を清める、②左手に持ち替えて右手を清める、③右手に戻して左手で水を受けて口をすすぐ、④柄杓を立てて柄の部分を流す、という順番で行います。

お賽銭は投げずに、静かにお賽銭箱に入れます

二礼二拍手一礼が基本の参拝作法です。

お願い事をする際は、まず自分の住所と名前を心の中で伝えてから、具体的な願いを伝えるとよいとされています。

写真撮影は、境内の雰囲気を壊さないよう配慮しましょう。

他の参拝者の邪魔にならないよう、譲り合いの精神を大切にしてください。

正月期間中は特に混雑するため、時間に余裕を持って行動しましょう。

七福神めぐりに便利な持ち物

七福神めぐりを快適に楽しむための持ち物をご紹介します。

御朱印帳は、各神社の御朱印を集めたい方には必須です。

事前に用意しておくと、スムーズに授与していただけます。

歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。

1〜2時間歩くため、履き慣れた靴が最適です。

飲み物は、特に暑い時期や寒い時期には持参すると安心です。

小銭を多めに用意しておくと、お賽銭や授与品の購入がスムーズです。

カメラやスマートフォンは、思い出を残すために便利です。

地図やスマートフォンの地図アプリを活用すると、迷わず効率的に回れます。

エコバッグがあると、人形町グルメのお土産を持ち帰るのに便利です。

冬場は防寒対策、夏場は日焼け対策も忘れずに。

雨天時は折りたたみ傘があると安心です。

準備万端で、充実した七福神めぐりを楽しんでください。

まとめ

この記事で紹介した日本橋七福神めぐりのポイントは以下の通りです。

  • 日本橋七福神めぐりは日本一短時間で巡拝できるコースで、1〜2時間で完走可能
  • 7つの神社すべてが神社のみで構成される珍しいコース
  • 小網神社は強運厄除と金運のパワースポットとして特に人気
  • 水天宮は安産祈願で有名で、毎月5日と巳の日に弁財天を拝観できる
  • 正月(1月1日〜7日)は混雑するが、特別な色紙や宝船の授与品がある
  • 正月以外の平日は空いており、ゆっくり参拝できる
  • 人形町駅または小伝馬町駅からスタートするのが効率的
  • 周辺には人形町今半、玉ひで、森乃園など老舗グルメが豊富
  • 参拝マナーを守り、譲り合いの精神で巡ることが大切
  • 御朱印帳や歩きやすい靴、小銭などを準備すると便利

七福神めぐりは、ご利益を授かるだけでなく、江戸の歴史や文化に触れられる貴重な体験です。

日本橋の下町情緒あふれる街並みを散策しながら、7つの神社を巡ってみてください。

あなたにとって素晴らしい開運の旅となりますように。

関連サイト
日本橋七福神めぐり公式サイト